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社団法人 塩尻青年会議所
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社団法人 塩尻青年会議所 2006年度基本方針

第38代理事長  石井 勉

スローガン    愛情と感謝で築こう 和の心

〜LET’S MAKE THE WORLD OF“LOVE & PEACE”〜

基本理念

  地域(まち)への貢献のために 与え得る限りの愛を与えたい

  平和を願うJayceeとして 拓き得る限りの道を拓きたい

  現在(いま)を生きる私たちから 未来のために感謝を込めて

基本方針

  ■会員の拡大・交流・研鑚による組織強化

   会員拡大の推進
   会員の参加意識向上を目指す事業の開催
   会員の自己研鑚を目的とした事業の開催

■事業を通じた社会貢献

   時代を担う子供たちのための青少年育成事業の開催
   地域主権・市民主権の実現を目指すまちづくり事業の開催
   組織と事業の広報・PRのための事業の実施

 

所  信

■はじめに

「愛情・感謝」・「和」… そう聞いて皆さんはどのような情景をイメージされるでしょうか。

「愛情・感謝」は気持ちであり、その表現でもあります。家庭や社会、個人的なものから世界規模のもの、直接的・間接的なもの、あるいはその対象が人だけでなく自然や物体でもあり、その表現の形も様々なものが思い浮かぶはずです。そこには毎日の身近な光景がありニュースや物語で見た世界があるでしょう。「愛情・感謝」はいろいろな形を持ち私たちにとって無意識のうちにそこにあるものです。

「和」は争いや犯罪のない、誰もが笑顔に溢れている、そんな様子がイメージされます。「人々が満ち足りた生活を送ること」、あるいは青年会議所の綱領にある「明るい豊かな社会」が最も端的にそれを言い当てているといえます。また「和」は日本人が古来大切にしてきた周りを思いやる心に通じ、人々の心が豊かになっていくことの礎を意味します。そして私が思う「愛情・感謝」「和」は「LOVE&PEACE」と言い換えることができ、それは純粋に人や地域、国家を愛し発展を願う気持ちであります。

個人差はあるかもしれませんが、「愛情・感謝」を持たない人はいないですし、「和」を願わない人もいません。人々が理想とし求めている社会の姿がそこにはあるといえます。

現代は様々な社会問題が私たちの生活に暗い影を落とし、長い間不安や危惧を与え続けています。文明の発達により人間らしさが損なわれ、国際紛争や無差別大量殺人、短絡的な自殺など、人の命の大切さが薄れてしまったこと。また、人々の利己主義が増長したことによる自然環境や生態系の破壊。これらは物質的な豊かさの中で「愛情・感謝」や「和」の尊さが見失われた結果であります。約10万年前アフリカの地を出た人類はその知の世界を広げ、いまや宇宙生命体として発展しようとしています。しかし心の成長とのバランスは決して取れてはおらず、それが社会の不安定性増加の原因となり人類は自滅の可能性さえ秘めております。自らの存在を客観視し、自覚することなしにこの困難を乗り越えることはできないはずであります。

ジャン・ジオノ作「木を植えた男」という作品をご存知でしょうか。90年代、社会情勢悪化の速度が急速に増し世界中で危機感が高まってきた時代に書かれたフィクションで、何もない荒れた大地にひとりの男が一本ずつ木を植え続け何年もかけて森へと育てていったという内容ですが、この物語には、まちづくりに代表される青年会議所運動の精神が端的に描かれていると私は思います。混沌とした現代を示唆する何も無い大地に向かい、未来を憂いた男は立ち上がります。彼の目指す森は「和」を象徴するものであり、彼を突き動かすものは「愛情・感謝」が呼び起こした英知・勇気・情熱に違いありません。

「木を植えた男」同様、私たちは少しずつではありますが混沌という未知の可能性を切り開くために活動を続けています。青年会議所活動はもとより、地域のボランティアへの参加やそのサポートといった団体的活動から毎日のゴミを減らすなどの個人レベルまで、問題解決への取り組みを様々な形で実践し始めています。そこには形や大きさは違うけれども「愛情・感謝」が必ず存在し、大仰ではなくとも「和」を求める心も同様に存在しているだろうと私は信じています。

どのくらい時間がかかるのかは分かりません。終着点はないかもしれません。それでも私たちの取り組みが実を結ぶことを信じて歩んでまいります。「和」を願い「愛情・感謝」を忘れずに。

 

 

事業方針

 

■会員の拡大と親睦による組織強化事業

塩尻青年会議所は近年会員拡大に成果を挙げています。力強い組織として外部からの認知も高まっており、然るべき期待に応えていくためにも本年も積極的な会員拡大を行ってまいります。さらに本年は「楽しいLOM創造特別委員会」(仮称)を設置し入会間もない会員の参加意識向上や会員の出席率向上といった課題へ取り組み、100名超LOMとしての存在感を強くしてまいります。   

親睦事業につきましては会員同士はもちろん、日々の青年会議所活動にご理解、ご協力をいただいているご家族や先輩の皆様に対しましても「愛情・感謝」の意を込めた内容で実施いたします。会員の拡大と楽しい親睦・交流を通じ組織のパワーアップを目指します。

 

 

■まちづくり事業〜塩尻再発見・地域主権・協働から地域の未来を考える

 合併により「新塩尻市」が誕生した昨年、私たちは新しくなった塩尻市の今後を考える事業を実施しました。観光事業、地場産業、街道文化などに関して意見交換が行われ今後の地域活性への意識が高まり、またNPOによる実際の取り組みについても学ぶことができました。その中で気付いた「独自の素材を生かして出来ること」を「塩尻再発見」と位置付けそれを推し進めた内容を本年のまちづくり事業に取り入れます。

 さらに地域主権の実現が求められる中、「社会の在り方」を考え地域社会をどのように開発していくかをテーマに、まちの発展を目指す事業を開催します。

 また塩尻市内だけではなく、まちづくりに取り組んでいる他地域の青年会議所やNPO団体などと交流を持ち意見交換をしていく中から、私たちの事業を活性化できるものを見つけられるよう積極的に取り組み、地域に対する「愛情・感謝」を基に、「協働」の中で感じたことを新しいまちづくりの型として発展させてまいります。

 

 

■青少年育成事業

 塩尻青年会議所は青少年育成事業として、わんぱく相撲塩尻・木曽場所(並びに全国大会への参加)、アドベンチャースクール、青年会議所旗争奪少年サッカー大会を継続して行なっています。スポーツで体を鍛え夢に挑戦することや自然に親しみ学び考えていくことは次代を担う子供たちの心身の健全育成のために大きな効果があります。子供たちに意欲を持たせるもの、楽しい思い出に残るものとして例年に倣い諸事業を継続していくと共に、開催を通じ「愛情・感謝」の大切さを伝えることで青少年育成と地域社会に貢献することを目指します。

 

 

■会員の自己研鑚による組織強化事業

 会員の自己研鑚は組織強化のために青年会議所活動の中でも大きな位置付けにあります。研鑽を目的にした事業の成果では参加者が「何かに気が付くこと=意識」が大切であり、「意識」の高さは実践のための「知識」の習得へと繋がっていきます。自らの存在を客観視し「愛情・感謝」の重要さを自覚することで会員個々のスキルアップを行ない、研鑚事業の中で得たものを実行に移すことで組織の強化を図ります。

 

 

■広報・PR活動

 私たちの事業・活動はホームページや対外紙での発信と並行して度々、テレビ、新聞などに取り上げられる形で広報され、ご覧になった皆様よりいろいろな反応やご意見を頂戴しています。報道機関の皆様と定期的に交流を持ち、良いネットワークが作られていることも要因ではあるでしょうが、やはり活動や事業内容が重視されての結果だといえます。私たちの活動がニュースとして伝えられること、良い評価を得ることは会員が日々のJC活動・事業に対して誇りを持つことに繋がるため、これを有効に活用し会員の意識向上に役立てます。また、公益法人としての情報公開とPRの手段として、ホームページによる広報を継続して行ってまいります。

広報・PR活動を通じ塩尻JCが注目されること、そしてその積み重ねは、理解や賛同、認知を得ることにつながっていきます。私たちの活動を多くの皆様に広報しPRに努めてまいります。

 

 

■おわりに

「愛情・感謝」「和」… 使い古されたようで、新鮮味も感じられる針葉樹的な言葉です。冒頭に述べたように、形、大きさは様々ですが、誰の心にも存在する感覚・イメージであり、広義的に考えると世界中どこでも共有できるものに違いありません。

日本青年会議所は本年の基本理念として、精神ルネッサンスで甦る「日本の魂(にっぽんのこころ)」を礎にした「美しい日本への回帰」を提唱しています。そこに謳われる道徳心・愛国心は「愛情・平和」であり、希求する世界平和は「和」に他なりません。いずれも青年会議所活動の理念として欠くことのできないものであります。そして私たちは地域社会や未来のために様々な「愛情・感謝」と「和」をいつも心に置き、多くの皆さんに彩り豊かなその形を感じていただける活動を展開してまいります。

あなたなりの「愛情・感謝」と「和」のある社会を頭の中に描いてください。浮かんで来たその自然な笑顔と共に歩んで行きましょう、私たち人類の永遠のテーマを胸に…。

 

 

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